水産物の養殖から加工・販売を手掛ける株式会社 ふく成は、熊本県の「ふぐ処理師試験」を受験する人を支援する為に「無償での合格支援」を2021年11月1日より実施いたします。
2021年度「熊本県ふぐ処理師試験」
【URL】 https://www.pref.kumamoto.jp/soshiki/30/66661.html
■「ふぐ処理師試験」受講者の現状
現在、熊本県の「ふぐ処理師試験」は毎年2月に実施されており、受験する人は「学科試験と実技試験」が行われます。受験者の現状は以下の通りです。
- 受験希望者は試験までに1度開催される講習会を受講する以外でなかなか実物での練習は、ふぐが高価な魚でもある事から気軽に出来ない。
- ふぐは毒を持つ魚であることから、保健所より許可のおりた施設でしか捌くことが出来まない。
- 受験者の多くの人がなかなか思うように練習が出来ないため、実技試験で時間内に処理できないなどの問題が発生している。
そこで、ふく成では受験者を支援するために、2021年度の受験者の人へ向けて「無償での合格支援」実施することを決定しました。
■無償支援内容
- 練習用とらふぐを無償で提供
ふく成が受験者の人みなさんに練習用のとらふぐをご用意します。
- 練習場所の無償提供
ふく成は「フグ処理施設【指令(食保)第4148号】」の登録施設なので、
営業時間内であれば使用可能です。
- 基本の捌きやコツを指導
繁忙期には1日に100尾以上を捌くプロの技術者が、時間内に捌くコツなどを指導してくれ
ます。なので、ふぐを処理したことのない受験者さんでも安心して学べます。
- 模擬実技試験
ふく成全スタッフが協力し、実際の試験官のように鋭く見る人などを設定し、模擬試験を 行います。本番で緊張しないように、最後までサポートします。
■ふく成の受験者無償支援の歴史
ふく成は、1979年に熊本県で初めて養殖とらふぐを行った養殖業者です。長年の知識と技術を持った現会長の平尾 福成(ひらお ふくなり)が、熊本県のふぐ処理師試験受講者のためにと約20年前から始めました。
1人でも多くの人に合格し欲しいとの想いからはじまり、その想いは現社長の平尾 優(ひらお まさる)に引き継がれています。
みなさまのお役に立てればと、これからもふく成全スタッフで支援して参ります。
■2021年度の熊本県「ふぐ処理師」試験を受験される方へ
弊社での支援をご希望の方は、会社概要に記載してあります以下の方法でご連絡をお願い致します。
・TEL:096-322-3112
・Mail:info@fukunari.jp
試験合格へのお手伝いをさせていただきますので、お気軽にお問い合わせください。
担当者より折り返しご連絡をさせていただきます。
■ふく成の概要
ふく成は、熊本県天草市の離島の町「御所浦」で、創業61年の養殖の歴史を持ちます。
創業当時、元々漁師だった先々代(平尾福雄)が、「とる漁業」から「育てる漁業」に業種を転換し、真鯛の養殖をスタートさせました。
また、1979年に熊本県で初めてとらふぐの養殖を始めた生産者の1つです。今では、弊社のみが当時より継続している唯一の生産者となります。
天草市御所浦町は、山々に囲まれた不知火海にあります。山から豊富な栄養分が流れ込むため、「宝の海」とも呼ばれており、養殖真鯛の生産は全国的にも知られています。
2020年よりECサイト・自社販売サイトを通じて、大切に育てた「とらふぐ」「真鯛」を全国の消費者様にお届けしています。「御所浦町で育てた良質な魚を全国、そして世界へ」という思いで日々新しいことにチャレンジしています。今後は御所浦町の島民の方々や天草の自然に恩返し(地域貢献)が出来るように努力しています。
また、サスティナブルな水産業を続けていくためにも先々代、先代の苦労や努力が作り上げてきた美味しい安心安全な魚を養殖できるこれまでの経験に加え、世界通用する最先端の技術やSDGs・ASC認証など様々な環境問題への配慮など、大切な海・自然に感謝しつつ共に歩んで行こうと思います。
私たちが大切に愛情を注いで育てたとらふぐや真鯛が、多くの人の笑顔につながるようこれからも日々精進して行きます。
【会社概要】
会社名:株式会社 ふく成(ふくなり)
所在地:〒860-0058 熊本県熊本市西区田崎町380-9
代表者:代表取締役 平尾 優(ひらお まさる)
創業:1968年4月 設立:2016年7月
URL: https://fukunari.jp
事業内容:水産物養殖・加工・卸売・ネット販売