Recruit
憧れの海に囲まれた生活不便すらも楽しみながら天草の離島で生きていく
ふく成の養殖場がある熊本県天草の
御所浦町は県内で唯一の離島からなる町です。
ここは古くからの漁業の町で、現在でも
ちりめん漁やごち網漁などが盛んに行われています。
又、とらふぐ養殖の歴史も古く50年以上前から
行われています。その収穫量は全国2位。
その地形や温暖な海峡から
優れた漁場として全国に知られています。
ふく成ではこの御所浦の町で
一緒に働いてくれる仲間を募集しています。
離島なので移住が必要ですし、
移動も買物も便利じゃありません。
でも海が好きな方、釣りが好きな方、
田舎暮らしがしたい方、
そんな方には不便も楽しめる、
憧れの生活が待っているかも知れません。
まずは一度、遊びに来てみてください。
株式会社ふく成 代表取締役 平尾 優
ーふく成の歴史ー
株式会社ふく成は⽔産卸の会社として創業60年を迎えました（前平尾⽔産）。
設⽴当初は、天草の御所浦町で真鯛の養殖からはじまり、今から約40年前にとらふぐの養殖をスタートさせました。
2004年に前社⻑が熊本市内にある⽥崎市場内にて「ふぐ加⼯卸・活⿂全般 ふく成」を設⽴。とらふぐの加⼯卸をメインにし、活⿂全般の販売をやってきました。
私がふく成に⼊社したのは、2012年の2⽉。
異業種からの転職で、当時はとらふぐのことはもちろん、⿂のことなど何もわからず、ただただ⾃分にできることを⼀⽣懸命やって毎⽇を過ごしていました。
仕事にも慣れてきた頃、前社⻑から私にお店を任せられるようになりました。
そして、お客さまも従業員も少しずつ増え、売上も伸び、設備も増設し順調そのものでした。
ー熊本地震ー
2016年4⽉に震度7を観測する地震が2度も熊本県と⼤分県で相次いで発⽣しました。経験したことのない⼤きな揺れと恐怖が襲ってきたこと、何もできない⾃分がいることは今でも鮮明に覚えています。
そんな時に多くの⽅々に⽀えられ、お客さんや友⼈知⼈の⽅々に⽀援を頂いたり、励ましの⾔葉をたくさん頂戴しました。
今でも当時の感謝の気持ちは忘れません。
その時に私⾃⾝が感じたのこと。
⾃分がどんな⼈間で、誰のために、何ができるのか？
なんの為に仕事をしているのか？ということ。
毎⽇毎⽇考えさせられる環境の中、答えが⾒つからず、⾃分の中で悶々をした⽇が続きました。
そんな中、⾃分の中で「考えていても始まらない！まずは⾏動してみよう。」と決意。
地震発⽣から3ヶ⽉後の7⽉に熊本市内の「ふぐ加⼯卸・活⿂全般 ふく成」と天草の「平尾⽔産」を1つにまとめ、「株式会社ふく成」として法⼈設⽴しました。
本社を熊本市内にある⽥崎市場の場内に、養殖場のある御所浦を天草の拠点に置き、再スタートを決意しました。
ーこれからのふく成ー
私たちのこれからの使命は、2つあります。
まず1つはふく成の原点である「天草の活性化・社会貢献」
養殖場のある天草御所浦町の横浦島は、離島なので船で渡ります。
海と⼭に囲まれ、⾃然豊かですごくいい環境にある島なのですが、島⺠の⽅々も⾼齢化になり、若い⼈たちが外に出ていっているという現状があります。
そんな地元天草の活性化・社会貢献が私たちの使命だと思っております。
私たちにできること。
それは、養殖とらふぐの価値をさらに⾼め、天草での雇⽤促進、⽔産業の経済を豊かにし、地域活性化に貢献できるよう努めていきたいと思っております。
それと同時に、良質な⿂を育てる為には、⾃然環境が重要になってきます。
⾝の回り（環境）を整えることと、⿂を育てることは⼀体であり、⾃然と共⽣していくことも常に考えております。
もう1つは、「六次産業化」
⽔産の歴史が深いふく成ならではの技術とノウハウを⽣かし、養殖とらふぐの⽣産（1次産業）だけでなく、加⼯（2次産業）、流通・販売（3次産業）にも取り組み、六次産業を軸に、「天草の良いものを全国へ」という強い思いで、⽇々新しい事にチャレンジしていきたいと思っております。
ー最後にー
点と点を繋げていけば線になるように…
地震の時に感じた、「私たちにできること」は何か？
正解のないこの問いを⼊社した当時を思い出し、⾃分たちのできることを⼀⽣懸命やること。
謙虚に学び、常に勉強を怠ることなく、これから⼤きく変わっていく時代を意識しながら、失敗を恐れず、新しいものにチャレンジしていけるように努⼒し続けます。
⼩さい会社ではありますが、これからの私たちの考えを理解し、少しでも共感してくれる⼈がいれば幸いです。
熊本県唯一の離島である御所浦町。
島内では白亜紀の恐竜の化石が多く見つかり、資料館や化石採集場が点在しています。
温暖な気候なので休みの日には浜辺でのんびりするも良し、近くの無人島でキャンプなどアクティビティを楽しむのも良し、都会では味わえない贅沢な日常を過ごすことができます。
