未来を脅かす世界の”食”の問題
国連の予測によると、世界人口は2030年に約85億人、2050年に約97億人、2100年にはおよそ110億人に達するとされています。一方、日本の人口は国連推計で2100年に約7,500万人、国内推計では5,000万人を下回る可能性も示されています。
FAOは、2050年までに世界の食料需要が60%増加すると見込んでおり、現在も世界では9人に1人が飢餓に苦しんでいます。同時に、食料の3分の1が廃棄されるという深刻な問題も抱えています。
こうした課題を根本から解決するには、食を取り巻くシステムそのものを見直すことが欠かせません。