PHILOSOPHY

ふく成が掲げる企業理念

弊社では、日本水産物のマーケット拡大と単価向上のために世界進出も視野に入れております。
ミッションである「こどもたちの未来へ食をつなぐ」を軸に、
持続可能な水産業の実現を目的としております。
社会課題でもある国内での魚食量・水産従事者の減少とは反対に、世界では人口・魚食量ともに増加しています。
マーケットを拡大し、海外進出で利益を上げ、儲かる産業にし、水産従事者の雇用を守り、
将来の持続可能な水産業へと繋げます。

御所浦の景色

ミッション / 企業の使命・目的

こどもたち
未来をつなぐ

「食」は、人が生きていくうえで欠かすことのできない、大切なものです。
お腹を満たしてくれるだけでなく、心まであたたかくしてくれます。
私たちは、この大切な「食」を次の世代へつないでいきたい。
その想いから、水産業(養殖業)を未来へ続くものにすることを使命としています。
食をとおして、たくさんの人のしあわせを育み、未来へとつなげていく。
先人たちが守り、築いてきた水産の世界を受け継ぎながら、
こどもたちに豊かな海と食文化を残せるよう、私たちはこれからも歩みつづけます。

食事をするこども

ビジョン / ミッションが実現した姿・将来像

こどもたちが
安心して暮らせる世界へ

海や自然とともにある水産業は、地球温暖化や人口の増加、国々の発展など、いま大きな変化の波の中にあります。
こうした変化に向き合いながら、未来のこどもたちに豊かな海と食文化を残していくために、私たちは「次の時代につながる一次産業」を育てていきたいと考えています。
地球の環境を大切にし、自然と寄り添いながら、人々の健康やしあわせにも貢献できるような、やさしく、持続可能な水産業をつくっていく。
それが、私たちの想いです。

未来を脅かす世界の”食”の問題

国連の予測によると、世界人口は2030年に約85億人、2050年に約97億人、2100年にはおよそ110億人に達するとされています。一方、日本の人口は国連推計で2100年に約7,500万人、国内推計では5,000万人を下回る可能性も示されています。
FAOは、2050年までに世界の食料需要が60%増加すると見込んでおり、現在も世界では9人に1人が飢餓に苦しんでいます。同時に、食料の3分の1が廃棄されるという深刻な問題も抱えています。
こうした課題を根本から解決するには、食を取り巻くシステムそのものを見直すことが欠かせません。

・食料不足(2050年世界人口は97億人に達する)・飢餓(世界の9人に1人が飢餓に直面している状態)・フードロス(日本の年間廃棄食糧で2500万人助かる)

バリュー / 企業経営を行う上での基本的価値観

  1. VALUE

    01

    顧客の感動を追求する

    お客様の期待を超える「感動」を届けることを第⼀に考え、未来のニーズを先取りし、最先端の製品とサービスを提供します。

  2. VALUE

    02

    本物の品質を届ける

    安全・安心で美味しい商品を誇りとし、業界基準を超えるプレミアムクオリティを追求します。

  3. VALUE

    03

    仲間と共に成⻑する

    多様性を尊重し、⼀⼈ひとりが⾃主性を持って⾏動し、仲間と協⼒しながら成⻑し続ける環境をつくります。

  4. VALUE

    04

    持続可能な未来を創る

    サイエンスとテクノロジーを活⽤し、環境に優しいサステナブルなイノベーションを通じて、地域社会と共に発展していきます。

  5. VALUE

    05

    信頼と透明性を⼤切にする

    すべてのプロセスや⾏動において透明性を保ち、「Good カンパニー」(いい会社)を⽬指します。

  6. VALUE

    06

    社会課題の解決に貢献する

    社会的責任を果たし、地域活性化をはじめとする社会課題の解決に積極的に取り組み人々の暮らしを豊かにし、より良い未来を実現するために、企業としての力を活かします

代表取締役平尾優と専務取締役平尾有希の写真

事業戦略

フィッシュバリューチェーン

ふく成が提唱する「フィッシュバリューチェーン」は、⽔産業における価値創造のプロセス全体を指します。
養殖、加⼯、流通、販売に⾄るまでのすべての段階で、品質向上、効率化、持続可能性を追求し、
顧客や地域社会に最⾼の価値を提供することを⽬指したビジネスモデルです。

フィッシュバリューチェーンの特徴

  1. 01

    ⼀貫性と効率性

    養殖から販売までを⾃社で⼀貫管理することで、コスト削減と品質管理を徹底。
    ・中間業者を削減し、適正価格で商品を提供する。
    ・フィードバックを迅速に反映し、顧客満⾜度を向上させる。

  2. 02

    サステナビリティ

    環境負荷の低い養殖、⾷品ロス削減、地域資源の活⽤を推進し、持続可能な⽔産業を実現する。

  3. 03

    顧客視点の価値提供(マーケットイン)

    鮮度、品質、安全性を最優先に、顧客が求める商品やサービスを迅速に提供する。

  4. 04

    地域社会との共創

    地域の養殖業者や⾷品メーカーと協⼒し、新しい価値を⽣み出すことで、地域経済の活性化を⽬指します。

経営理念

関わるすべての⼈と幸せを

私たちは、創業者の想いである「自分たちだけが良くてはいけない」という言葉を大切にしています。
その精神のもと、私たちはお客様、取引先、生産者、そして地域社会と共に歩み、すべての人に価値を届けることを使命としています。
お客様には、期待を超える商品やサービスをお届けし、心からの「ありがとう」が生まれる体験をつくります。
取引先とは、長く続く信頼関係を育み、ともに発展できる“共存共栄”のパートナーであり続けます。
生産者のこだわりや努力を正当に評価し、持続可能な一次産業を支えることで、適正な利益が生まれる世界を目指します。
そして地域社会とともに、新しい価値を共創し、未来をより良くしていく一員として歩み続けます。